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住まい手取材「焼杉の家」 石貫工務店(熊本県山鹿市)

地域サポーターである石貫希生さん(石貫工務店)が設計施工された家の住まい手Nさんに、石貫工務店との家づくりと、実際に住んでみての感想をインタビューしました。



デッキで寛ぐ子ども

自然に寄り添い、こころゆたかに暮らせる家


無垢の床と子ども


きっかけは、散歩で見つけた「焼杉の家」


家づくりを意識し始めたのは、妊娠が分かった頃。ちょうど1年半ほど前のことでした。祖母の古家を建て替えることになり、どうせなら子どもが生まれる前にと、家づくりをスタート。


住宅展示場なども巡りましたが、決め手になったのは散歩中に見かけた焼杉の外壁。「これ、すごく素敵…」と感じて調べ始めたのが始まりでした。そこからYouTubeで情報収集を重ね、焼杉に対応できる工務店を探すことに…。


焼杉の施工ができる工務店は意外と少なく、最終的に3社ほどに絞りました。その中で石貫工務店さんを選んだ理由は、センスの良さ、家族経営でコミュニケーションが取りやすかったこと、そして何よりも“人柄”でした。


こちらの意向を丁寧にくみ取りながら、無理のない予算内で提案してくれる柔軟さがあり、家づくりが「楽しい」と思えたのは石貫さんのおかげだと思います。



「外とつながる、のびのびと暮らせる家」が理想でした


子どもが走り回れる家

「子どもがのびのび走り回れる家にしたい」というのが私たちの願いでした。プランも最初の提案から大きくは変わっていません。中庭を中心に、家の内と外がゆるやかにつながる構成。南側のマンションや商業施設からの視線も気になっていたんですが、壁や植栽でうまく目隠しをしながら、圧迫感のない開放感のあるデザインにしてもらいました。


模型やスケッチでの丁寧な説明もあり、私たち素人にもとてもわかりやすく、安心して任せることができました。


建築模型
大切に保管されていた、初回プレゼン時の模型

性能も安心。だけど「数字」より「感覚」


断熱等級6、耐震等級3、気密性能(C値)も0.9cm²/m²と性能面でも申し分ありません。ですが、正直その数値以上に、「なんだか心地よい」と感じられることが大事だと思っています。


※断熱等級は最高が7ですが、コストバランスを考え「6」を標準仕様とする工務店が多いようです。耐震等級は「3」が最高等級、C値は1cm²/m²を切ると高気密住宅と言われています。(編集部注記)


自然素材の木の家内観
大きな吹き抜けのあるリビングダイニング

一冬越して、暮らしの心地よさを実感


引き渡しは12月末。ちょうど半年ほど経ちましたが、家の快適さを実感しています。


一冬越しましたが、エアコン1台で過ごせるほど暖かい家になりました。


また、道路が近くを通っているのですが、窓を閉めれば外の音も気にならないくらい静かな住まいです。


※この家は石貫工務店が標準採用しているセルロースファイバー断熱材「デコスドライ」を採用しており、家の静かさにはデコスドライの高い吸音性が寄与していると思われます。(編集部注記)


石貫工務店で家を建てて、本当によかった


今は育休中で、家で過ごす時間が長いですが、この家にして本当によかったと思います。自然光が優しく入ってくる空間で、子どもがとても元気に過ごしてくれる。そして夜に帰ってきて灯りのついた家を見た時、「ああ、素敵な家だな」と心から思えるんです。


子どもが小さいうちに家を建てたことで、音や周囲を気にせずのびのびと子育てできる環境になったことも、私たち家族にとって大きな価値でした。


これから家を建てる人へのメッセージ


家族写真
Nさんご一家

家づくりは何度も経験できることではないからこそ、「楽しむ」ことが一番大切だと思います。信頼できるパートナーに出会えたことが私たちの家づくりを豊かなものにしてくれました。自然素材の良さ、光の取り入れ方、そして“感覚”を信じること。そんな目に見えない価値が、暮らしをぐっと心地よくしてくれるはずです。



焼杉の家(保田窪の家) 取材日:2025年5月18日 施工写真はこちら

所在地

熊本県熊本市

施工面積

30 坪

外壁

焼杉

内壁

珪藻土

断熱等級

6 (UA値0.46)

耐震等級

3(許容応力度計算)

C値

0.9



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