浜松（静岡県）

静岡県の西部に位置する政令指定都市「浜松」。遠州灘、浜名湖、天竜川とゆたかな自然に恵まれる一方、新幹線や高速道路での移動も便利で、都心とのつながりを重視しながらゆたかな自然を満喫できる「移住地」として人気のエリアです。

1.アクセス

新幹線で1時間半圏内、快適なアクセスが魅力

東京・大阪から新幹線ひかりを使えば約1時間半と主要都市からのアクセスが良好です。週末の帰省やビジネス利用にも便利な立地です。

南北に長い浜松ですが、クルマで移動してくる際には東名・新東名という2つの高速道路を選ぶことで、効率のよい移動が可能です。

2．ロケーション

自然と都市が融合した多様な暮らし

豊かな自然と都市が調和しているのも浜松のよいところです。海、山、川など自然豊かな環境で、アクティブなライフスタイルを送ることができます。

中田島砂丘をはじめとする自然公園や、浜名湖周辺でのレジャーなど、自然を満喫できるスポットが豊富です。

都市部では手に入りにくい広々とした敷地を手に入れることができるのも魅力の一つ。自然の中でゆったりとした暮らしを送りたい方におすすめのエリアです。

3．気候

温暖な気候で一年を通して快適な暮らし

温暖な気候で、冬は比較的暖かく、夏は過ごしやすいのが特徴です。

四季折々の美しい風景も楽しめます。

春（3月～5月）

　過ごしやすい気候で、桜をはじめとする花が咲き乱れ、自然が緑豊かになる季節です。

気温: 平均気温は10℃～18℃程度。日中は暖かく、夜は少し冷える日もあります。
降水量: 比較的少なく、穏やかな日が続きます。
特徴: 花見シーズンとなり、各地で桜祭りなどが開催されます。

夏（6月～8月）

　高温多湿で、太平洋高気圧の影響を受け、蒸し暑い日が続きます。

気温: 平均気温は25℃～28℃程度。日中は30℃を超える日もあり、熱中症に注意が必要です。
降水量: 比較的多くなり、スコールのような激しい雨が降ることもあります。
特徴: 浜名湖での海水浴や、花火大会など、夏のイベントが盛りだくさんです。

秋（9月～11月）

　過ごしやすい気候で、行楽シーズンを迎えます。

気温: 平均気温は15℃～22℃程度。日中は暖かく、朝晩は涼しくなる日もあります。
降水量: 比較的少なく、穏やかな日が続きます。
特徴: 紅葉シーズンとなり、浜松城公園や舘山寺など、各地で美しい紅葉を楽しむことができます。

冬（12月～2月）

　比較的温暖ですが、北西の季節風が吹き、乾燥した寒い日が続きます。

気温: 平均気温は5℃～10℃程度。日中は暖かく、夜は冷え込みます。
降水量: 比較的少なく、晴天の日が多いです。
特徴: 遠州の空っ風と呼ばれる強い風が吹き、体感温度が低く感じられます。

4．風土・気質

温かく人情味あふれるまち

「やらまいか」精神といわれる、アクティブな気質の方が多い町です。実際にYAMAHAやHONDAなどの大企業が浜松から生まれています。伝統文化が息づいており、5月に開催される「浜松祭り」は町中が熱狂します。

※「やらまいか」とは、浜松地方の方言で、「やってみよう」「やってやろうじゃないか」という意味です。単なる行動力だけでなく、新しいことに挑戦する意欲、困難を乗り越えようとする不屈の精神、そして地域全体で支え合い、発展させていくという一体感を表す言葉として、浜松の人々の心に深く根付いています。

5．土地の選び方

総じて、都市部よりは安価な価格で土地は提供されていますが、旧浜松市エリアとそれ以外で価格に大きな差があります。人気のエリアは価格上昇の傾向にあります。

バス路線は充実しており郊外まで延伸していますが、あくまでクルマでの移動が基本となります。そのため、郊外の場合、クルマは一人一台、駐車場は最低2台分用意する必要があります。来客用にもう一台ギリギリ停められるようにすることもあります。コインパーキングの類いは町中にはありますが、郊外にはほとんどありません。

浜松駅から「遠州鉄道」という私鉄が天竜エリアにむかって伸びており、この周辺だと町中に出るのも便利です。（町中に呑みにでる場合特に）

地震や大雨を考慮すると、鉄道より南部や、天竜川・安間川の周辺は避け、北部の台地（三方原台地）あたりに居を構えるのが安心といえます。実際、大雨時には小さな河川でよく氾濫注意報・警報が出たりします。このあたりはハザードマップを参照してください。

また、公共施設や病院・商業施設の位置も押さえておくとよいでしょう。イオンやコストコなどの大型ショッピングセンターが郊外にいくつか存在しており買い物には便利ですが、週末には周辺で渋滞が発生することもあり、外出時に不便を被ることもあります。